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絵と音

2012/06/19

モネの睡蓮、花のアップ
 
 
 
遠くから見ると、ニュアンスの多い色合い、やわらかさやフワフワと浮き上がるような立体感があるけれど
 
至近距離では、かなり勢いのあるタッチ
 
 
絵は、近くで見つめたり、遠くから眺めたり、作者も観客も両方を体験できますね
 
 
音楽は、奏者は自分の音を離れて体験できないし、観客は何メートルも離れた場所に届く音しか感じられない
 
 
最近、コンサートで客席からと、ステージで至近距離からと、両方の演奏をお客様に体験していただくことがあります
 
 
かなり音の印象が違うようで、皆さんビックリされます
 
 
絵のように、自分は遠くで確認できないけれど、
放たれた音色が遠くで立体感のある演奏を目指したいですね
 
 
どこに音を作ろうか
 
 
1番遠いお客様へ
 


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